マスターの独り舞台だ。中日は21日のヤクルト戦(神宮)に11―4で快勝し、敵地で2連勝。2度にわたって追いつかれる嫌な展開を、4番に入った阿部寿樹内野手(36)が2打席連発の2号3ラン&3号2ランで打開した。キャリアハイ5打点をたたき出したベテランの奮闘で、5位広島とは1ゲーム差。22日にも、まずは最下位脱出がかなう。
神宮の夜空を彩った。阿部にとって、本塁打とはどういうものか。「一番良いバッティングだと思っています」。6回に一時勝ち越しの3ランを放つと、8回には試合を決める2ラン。本人も「初めてですよね」と振り返った通り、1試合2発&5打点はいずれもプロ11年目で初だった。
まずは1―1で迎えた6回。1死一、二塁からヤクルトの先発・山野のフルカウントからの変化球を捉えると、打球は左翼スタンドへ着弾。山野はマウンド上でがっくりと膝をついた。4月28日のDeNA戦(バンテリンドームナゴヤ)で今季1号を放って以来の一発。6月14日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)以来となる4番で出場しており、”4番弾”は楽天時代に経験があるが、中日では初となった。
これだけでは終わらない。4―4の同点で迎えた8回は無死一塁から3番手・リランソのカウント3ボール1ストライクからの直球を捉えた。「勝手に出ました」という豪快なバット投げとともに、確信の打球は左中間スタンドに飛び込んだ。「ピッチャー陣も頑張っている中、狙っていた球を捉えることができたのでよかった」と試合を決めた。
竜移籍後初安打を放ったのも神宮の地だった。4月5日に代打で中前打を放ち、打席での心構えは「振る勇気」と語った。
「振らないと何も始まらないですから。当たってくれれば前に飛んでくれるので」。シンプルだが、実行するのは難しい。楽天に所属した3年間で、阿部はパ・リーグの打者が積極的にスイングしている姿を目の当たりにしていた。「今年は真っすぐを打ちたいと思いながらやっています」と打撃に磨きをかけた。

https://www.chunichi.co.jp/article/1284646
神宮の夜空を彩った。阿部にとって、本塁打とはどういうものか。「一番良いバッティングだと思っています」。6回に一時勝ち越しの3ランを放つと、8回には試合を決める2ラン。本人も「初めてですよね」と振り返った通り、1試合2発&5打点はいずれもプロ11年目で初だった。
まずは1―1で迎えた6回。1死一、二塁からヤクルトの先発・山野のフルカウントからの変化球を捉えると、打球は左翼スタンドへ着弾。山野はマウンド上でがっくりと膝をついた。4月28日のDeNA戦(バンテリンドームナゴヤ)で今季1号を放って以来の一発。6月14日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)以来となる4番で出場しており、”4番弾”は楽天時代に経験があるが、中日では初となった。
これだけでは終わらない。4―4の同点で迎えた8回は無死一塁から3番手・リランソのカウント3ボール1ストライクからの直球を捉えた。「勝手に出ました」という豪快なバット投げとともに、確信の打球は左中間スタンドに飛び込んだ。「ピッチャー陣も頑張っている中、狙っていた球を捉えることができたのでよかった」と試合を決めた。
竜移籍後初安打を放ったのも神宮の地だった。4月5日に代打で中前打を放ち、打席での心構えは「振る勇気」と語った。
「振らないと何も始まらないですから。当たってくれれば前に飛んでくれるので」。シンプルだが、実行するのは難しい。楽天に所属した3年間で、阿部はパ・リーグの打者が積極的にスイングしている姿を目の当たりにしていた。「今年は真っすぐを打ちたいと思いながらやっています」と打撃に磨きをかけた。

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