◇4日　阪神9―4中日（甲子園）

　中日が逆転負けを喫し、甲子園で引き分けを挟んで開幕9連敗となった。これで借金は今季最多の14に膨らんだ。敵地での阪神戦は5日の試合が最後。勝たなければ甲子園で今季未勝利となる。
　中日、阪神などでプレーした福留孝介さんはBS朝日の試合中継で解説を務め、「阪神は8回まで走者が出なかった回はなかった。簡単に終わらなかったのが大きかった」と指摘した。中日は初回に宇佐見の2点適時打で先制したものの、その裏に6点を奪われた後は2、4、7回と三者凡退だった。
　2点リードの1回裏は先発・小笠原がその裏にまさかの6失点。先頭から近本、中野に連打され、森下の適時二塁打で同点に追いつかれた。さらに佐藤輝に勝ち越し適時打を浴びると、井上に2ランを献上した。
　X（旧ツイッター）でも「はぁ辛い」「プロとして情けない」「（ロッテに開幕16連敗だった）西武のことを笑ったりできないわ」とため息交じりの投稿が相次いだ。

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