中日・木下拓哉捕手が「8番・捕手」でスタメン出場。チーム唯一の得点をたたき出した。

 2回2死二塁。昨季11勝を挙げ、東京五輪金メダリストの西武先発・平良と対峙(たいじ)。1ストライクから外角スライダーを右前へはじき返して先制の適時打とした。木下にとってもオープン戦初打点となった。

 ただ試合後に出たのは、シーズンを見据えたひと言。「タイムリーの球だけ打てるところにきた。それまでは1球もとらえられなかったので」。第1打席の初球は内角に切れ込むツーシームに空振り。5回1死で迎えた第2打席は真っすぐ3つで3球三振。「(平良の球は)全部一級品。エース級と当たるときは、簡単にチャンスはこないので」と振り返った。

 オープン戦全11試合中8試合でスタメンマスクをかぶる。「先発投手も少しずつ実戦モードに入ってくる。受ける側も意識しながら試合に臨みたい」。言葉から正捕手の自覚がにじんだ。

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