どら報

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岡田俊哉

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 昨季限りで現役引退した元中日投手の岡田俊哉さん(34)が、今年から中日の編成部門の球団職員として第2の人生のスタートを切ることになった。酷使した左腕を休めている岡田さんは2日、「新しい世界です。勉強させていただきながら球団に貢献したいです」と語った。今年から1リーグ3地区制となるファームの中地区(中日、巨人、西武、DeNA、くふうハヤテ)を中心に視察するという。

 岡田さんは2010年にドラフト1位で入団。血行障害や右大腿(だいたい)骨骨折を乗り越えて16年間プレー。17年の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日の丸も背負った。昨年9月20日のヤクルト戦(バンテリン)で引退セレモニーが行われ、ユニホームを脱いでいた。通算354試合登板し、19勝24敗、62ホールド、19セーブをマークした。

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◇20日 中日3―0ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 中日の祖父江大輔(38)、岡田俊哉(33)両投手が20日、本拠地・バンテリンドームナゴヤでのヤクルト戦で現役最後の登板に臨んだ。岡田は先発で村上から見逃し三振、祖父江は8回に3番手で中村悠に中前打を許し、ともに打者1人で交代した。長くドラゴンズの救援陣を支えた2人は試合後に引退セレモニーに臨み、万雷の拍手を浴びながら祖父江が12年、岡田が16年の現役生活を終えた。試合は中日が3―0で勝ち、岡田の後を受けて登板した高橋宏斗投手(23)が6イニング2/3を3安打無失点、9奪三振の力投で7勝目を挙げた。

 糸を引くような岡田らしいストレートで締めくくった。カウント2―2から144キロ直球がストライクゾーンに吸い込まれる。1回。先頭の村上のバットは動かない。日本一のバッターを見逃し三振に仕留め、16年間の野球人生は幕を閉じた。

 「まずは村上君が1番打者ってことに驚きました。ストライクを投げられるように頑張ろうと。最後良い形で終われて良かったです」。井上監督がマウンドに向かい、交代が告げられると、割れんばかりの声援が飛んだ。四方に頭を下げ、ベンチに戻り、チームメートに迎えられると、涙があふれ出た。

 「やっぱりここに戻ってくるのを目標にやっていて、こうして最後に投げられて込み上げてくるものがありました」

 甲子園に4度出場し、ドラフト1位でドラゴンズ入り。中継ぎとして活躍すると、2017年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。一方で血行障害に悩まされることもあれば、右大腿(だいたい)骨骨折という大けがを負うこともあった。「良いことも、苦しいこともありました。全てよみがえってきました」。山あり谷ありの野球人生をしっかりと最後までやり遂げた。

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【岡田俊哉、 山あり谷あり16年の野球人生、最後は村上宗隆から三振を奪う!!】の続きを読む

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◇20日 中日3―0ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 中日・高橋宏斗投手は初回、村上を見逃し三振に仕留めてベンチへ戻る岡田とハグを交わしてマウンドに向かった。「俊さん(岡田)から受け取ったバトンをソブさん(祖父江)につなげる。自分の出せる全力で挑もうと」。7回まで二塁を踏ませず無失点の好投で祖父江、岡田の引退試合に花を添えた。

 2人は23歳右腕にとって大切な先輩だった。大けがを乗り越えてきた岡田には「僕が状態悪い時、俊さんがかけてくれる言葉は(気持ちを)切り替えられるきっかけになった」。不調時にナゴヤ球場などでかけてもらう言葉の力は大きかった。
 バンテリンドームのロッカーが隣の祖父江はムードでもり立ててくれた。「いろんな会話をしたり、でも試合に入ると緊張感があったり、すごくメリハリのある空気をつくってくれる人でした」と感謝は尽きない。

 そんな先輩たちを勝利で送り出す思いは強い腕の振りに表れた。150キロ台後半の直球を軸に、スプリットを振らせて9奪三振。「ピンチの場面や前に飛ばしたくない場面で取れればいい」と積み上げた今季の奪三振数は131。リーグトップの阪神・村上に1差で迫り、初の最多奪三振のタイトルは射程圏内だ。

 開幕投手を務めた今季は先発ローテを守り続け、自己最多の2完封。一方で打ち込まれる試合も目立ち、好不調の波は激しかった。「2人(祖父江、岡田)がいる時にCS進出や優勝させなきゃいけない立場の投手だった」とBクラスが確定した責任は強く感じている。

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