◇15日 練習試合 DeNA6―8中日(宜野湾)
中日の仲地礼亜投手(24)が15日、DeNAとの練習試合(宜野湾)に2番手で登板した。同日が24歳の誕生日だった右腕は、今季から取り組む2段モーションからテンポよく投げ込み、2イニングを無安打無失点。けがに泣かされてきた2年前のドラフト1位が開幕ローテーション入りに向け、故郷の沖縄で好スタートを切った。試合は中日が8―6で競り勝った。
24歳になって初のマウンドは、上々のスタート。「しっかりストライクゾーンに投げ込めたし、打者と勝負できた」
今季初の対外試合となった仲地が4回、2番手としてマウンドへ。すると、ファンによるバースデーソングの合唱が始まった。「びっくりした。うれしかったけど、それどころじゃなかった」と試合に集中。先頭の井上をツーシームで右飛、続く佐野を直球で詰まらせ遊ゴロ、蝦名は高めのスライダーで空振り三振に仕留める。
続投した5回も危なげない。育成の西巻を外角への直球で三ゴロに打ち取り、続く京田は二ゴロ。失策で走者を背負ったものの、最後は度会を高めのツーシームで右飛。わずか23球で予定のイニングを完了。直球の最速は球団のスピードガンで147キロを計測した。
登板後は、ほっとひと息。それもそのはず。対外試合の登板は、右内転筋を痛めて離脱した昨年8月25日のウエスタン・リーグのオリックス戦(豊橋)以来だった。
約半年間、実戦から遠ざかった期間は「自分の体を見つめ直す時間になりました」。再発を防ぐにはどうするか。たどり着いたのが、2段モーションだ。「右側に体重を残すイメージ」だったフォームは体に負荷をかけていた。年明けに柳らとの宮崎県都城市での自主トレ中から改造に着手。以前よりもスムーズに体重移動ができるようになると、軸足への違和感も軽減されていった。
まだ、ものにしたとは言い切れない。登板後はブルペンへ直行し、追加で投球練習。「しっくりこない部分があった。足を上げるタイミングが毎球違う。毎回違うフォームで投げていることになるので、まとめていかないといけない」と再現性を追求する。さらに「まだ100%で投げ切れていない。出力も上げていきたい」と話した。

https://www.chunichi.co.jp/article/1025913
中日の仲地礼亜投手(24)が15日、DeNAとの練習試合(宜野湾)に2番手で登板した。同日が24歳の誕生日だった右腕は、今季から取り組む2段モーションからテンポよく投げ込み、2イニングを無安打無失点。けがに泣かされてきた2年前のドラフト1位が開幕ローテーション入りに向け、故郷の沖縄で好スタートを切った。試合は中日が8―6で競り勝った。
24歳になって初のマウンドは、上々のスタート。「しっかりストライクゾーンに投げ込めたし、打者と勝負できた」
今季初の対外試合となった仲地が4回、2番手としてマウンドへ。すると、ファンによるバースデーソングの合唱が始まった。「びっくりした。うれしかったけど、それどころじゃなかった」と試合に集中。先頭の井上をツーシームで右飛、続く佐野を直球で詰まらせ遊ゴロ、蝦名は高めのスライダーで空振り三振に仕留める。
続投した5回も危なげない。育成の西巻を外角への直球で三ゴロに打ち取り、続く京田は二ゴロ。失策で走者を背負ったものの、最後は度会を高めのツーシームで右飛。わずか23球で予定のイニングを完了。直球の最速は球団のスピードガンで147キロを計測した。
登板後は、ほっとひと息。それもそのはず。対外試合の登板は、右内転筋を痛めて離脱した昨年8月25日のウエスタン・リーグのオリックス戦(豊橋)以来だった。
約半年間、実戦から遠ざかった期間は「自分の体を見つめ直す時間になりました」。再発を防ぐにはどうするか。たどり着いたのが、2段モーションだ。「右側に体重を残すイメージ」だったフォームは体に負荷をかけていた。年明けに柳らとの宮崎県都城市での自主トレ中から改造に着手。以前よりもスムーズに体重移動ができるようになると、軸足への違和感も軽減されていった。
まだ、ものにしたとは言い切れない。登板後はブルペンへ直行し、追加で投球練習。「しっくりこない部分があった。足を上げるタイミングが毎球違う。毎回違うフォームで投げていることになるので、まとめていかないといけない」と再現性を追求する。さらに「まだ100%で投げ切れていない。出力も上げていきたい」と話した。

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【仲地礼亜、2イニング無安打無失点!開幕ローテ入りへの第一歩!!】の続きを読む