どら報

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阿部寿樹

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◇6日 中日5―0ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 中日・阿部寿樹内野手が代打で駄目押しの2点適時打を放った。

 0―0で迎えた8回。石川昂の先制2点二塁打と岡林の適時内野安打で3点を奪い、なお2死満塁の好機。代打で登場した阿部がヤクルト・阪口の初球、152キロ真っすぐを弾き返した。右腕の足元を抜けた白球は二遊間も破った。

 「前の打者の岡林にも真っすぐで入っていたので、余計なことを考えずにまず真っすぐだと思って振りました。抜けてくれてよかったです」とコメント。2発、5打点だった7月21日のヤクルト戦(神宮)以来、出場8試合ぶりの打点となった。

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 マスターの独り舞台だ。中日は21日のヤクルト戦(神宮)に11―4で快勝し、敵地で2連勝。2度にわたって追いつかれる嫌な展開を、4番に入った阿部寿樹内野手(36)が2打席連発の2号3ラン&3号2ランで打開した。キャリアハイ5打点をたたき出したベテランの奮闘で、5位広島とは1ゲーム差。22日にも、まずは最下位脱出がかなう。

 神宮の夜空を彩った。阿部にとって、本塁打とはどういうものか。「一番良いバッティングだと思っています」。6回に一時勝ち越しの3ランを放つと、8回には試合を決める2ラン。本人も「初めてですよね」と振り返った通り、1試合2発&5打点はいずれもプロ11年目で初だった。

 まずは1―1で迎えた6回。1死一、二塁からヤクルトの先発・山野のフルカウントからの変化球を捉えると、打球は左翼スタンドへ着弾。山野はマウンド上でがっくりと膝をついた。4月28日のDeNA戦(バンテリンドームナゴヤ)で今季1号を放って以来の一発。6月14日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)以来となる4番で出場しており、”4番弾”は楽天時代に経験があるが、中日では初となった。

 これだけでは終わらない。4―4の同点で迎えた8回は無死一塁から3番手・リランソのカウント3ボール1ストライクからの直球を捉えた。「勝手に出ました」という豪快なバット投げとともに、確信の打球は左中間スタンドに飛び込んだ。「ピッチャー陣も頑張っている中、狙っていた球を捉えることができたのでよかった」と試合を決めた。

 竜移籍後初安打を放ったのも神宮の地だった。4月5日に代打で中前打を放ち、打席での心構えは「振る勇気」と語った。

 「振らないと何も始まらないですから。当たってくれれば前に飛んでくれるので」。シンプルだが、実行するのは難しい。楽天に所属した3年間で、阿部はパ・リーグの打者が積極的にスイングしている姿を目の当たりにしていた。「今年は真っすぐを打ちたいと思いながらやっています」と打撃に磨きをかけた。

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【【中日】4番マスターの独り舞台!阿部寿樹、初の1試合2発&5打点!!】の続きを読む

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◇30日 阪神3x―2中日(甲子園)=延長10回

 マスターが勝負どころでまた打った。中日は1―1の8回、福永の死球と岡林の犠打で1死二塁となり、阿部寿樹内野手が代打として打席に入った。「いつも通り初球から狙っていきました」と強振。一時は勝ち越しとなる二塁打に、塁上でガッツポーズをつくった。

 これで今季の代打成績は21打数8安打で、打率3割8分1厘。得点圏では25打数11安打で、打率4割4分、1本塁打、13打点と驚異的な勝負強さを示している。

 秘訣(ひけつ)は、「できることしかできない」という割り切りだ。

 プロ入り後は、結果や周りの評価を気にしていたが、うまくいかないことが多かったという。その経験から、ここ数年は考え方を変えた。「あまりそういうことを気にせずに、自分が今できることを意識するようにしています。簡単なことだと、呼吸するとか、自分主体でできることをやろうと思いながらやってます」

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