◇12日 オープン戦 中日3―2オリックス(バンテリン)
力強い中日の大野雄大投手がバンテリンドームナゴヤに帰ってきた。今季初の本拠地登板で5イニングを”完全投球”。淡々とアウトを積み重ねるごとに、スタンドから起こる竜党の声援は大きくなっていった。
1回を10球、2回を11球で三者凡退に仕留めると、3回はわずか5球で3人をピシャリ。その後も140キロ台前半の力のある直球にツーシームなどを交え、オリックス打線を翻弄(ほんろう)した。
5回まで一人の走者も許さない完璧な投球。それでも15年目のベテランは「結果はゼロで抑えられたのはよかったですけど、逆球が多すぎました。たまたまの部分もある。もっと内容を求めていきたい」と一喜一憂はしなかった。
オリックスの先発で、投げ合った宮城も好投。3回を終えると、山井投手コーチから「このままビシャビシャに抑えな勝てんぞ」と檄(げき)が飛んだ。4回まで12このアウトのうち11三振。球界を代表する若き左腕を「やっぱり右打者の内角真っすぐを一つも間違えない。自分にとっても、そこは生命線」と自らの糧にするようにベンチから見守った。
15個のアウトうちフライが9個、内野ゴロが6個。奪三振はなかった。2020年には沢村賞と同時に最多奪三振のタイトルも獲得している左腕だが、力強さが戻った直球も当時の150キロ台には届かない。だからこそ「一年間を投げ抜くためにも丁寧に投げていかないといけない」と長いシーズンを見据え、制球にも磨きをかける。

https://www.chunichi.co.jp/article/1037430
力強い中日の大野雄大投手がバンテリンドームナゴヤに帰ってきた。今季初の本拠地登板で5イニングを”完全投球”。淡々とアウトを積み重ねるごとに、スタンドから起こる竜党の声援は大きくなっていった。
1回を10球、2回を11球で三者凡退に仕留めると、3回はわずか5球で3人をピシャリ。その後も140キロ台前半の力のある直球にツーシームなどを交え、オリックス打線を翻弄(ほんろう)した。
5回まで一人の走者も許さない完璧な投球。それでも15年目のベテランは「結果はゼロで抑えられたのはよかったですけど、逆球が多すぎました。たまたまの部分もある。もっと内容を求めていきたい」と一喜一憂はしなかった。
オリックスの先発で、投げ合った宮城も好投。3回を終えると、山井投手コーチから「このままビシャビシャに抑えな勝てんぞ」と檄(げき)が飛んだ。4回まで12このアウトのうち11三振。球界を代表する若き左腕を「やっぱり右打者の内角真っすぐを一つも間違えない。自分にとっても、そこは生命線」と自らの糧にするようにベンチから見守った。
15個のアウトうちフライが9個、内野ゴロが6個。奪三振はなかった。2020年には沢村賞と同時に最多奪三振のタイトルも獲得している左腕だが、力強さが戻った直球も当時の150キロ台には届かない。だからこそ「一年間を投げ抜くためにも丁寧に投げていかないといけない」と長いシーズンを見据え、制球にも磨きをかける。

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【【朗報】大野雄大が復活!!5回完全投球!!しかし反省は忘れずにシーズンを見据える】の続きを読む