◇2日 ウエスタン・リーグ春季教育リーグ 中日2―2くふうハヤテ(ナゴヤ)
中日の田中幹也内野手(23)が「2番・二塁」でフル出場を果たした。「2番・遊撃」だった昨年3月12日のオープン戦・DeNA戦(横浜)以来となる守備についてのフル出場だった一戦は2安打を放ち、守備でも華麗なプレーを披露した。
時折粉雪が舞うほど底冷えしたナゴヤ球場で、田中が躍動した。まずは打撃。2打席凡退で迎えた第3打席で、高めの球をたたいた打球は詰まりながらも三塁線を破り、快足を飛ばして二塁打とした。さらに、第4打席には追い込まれながらも直球を右前にしぶとくはじき返した。守備も8回に、バットが折れたことで不規則な回転となった小フライをショートバウンドで捕球。低い姿勢のままランニングスローで一塁に送球し、アウトを奪った。
「ノーバンで取ろうとした中で打球判断を誤ってしまいましたが、うまくカバーできました」。1試合”完走”の疲労感も約1年ぶり。「けが明けで初めてフルイニングで出られたのはよかったですし、良い緊張感の中でできました」。表情には充実感が漂っていた。
開幕二塁の座をつかみかけていた昨年3月、帰塁の際に右肩を脱臼。手術を受け、入団1年目ををリハビリに費やした。2年目の春季キャンプは2軍読谷組で鍛錬を積み先月28日に1軍練習へ合流。立浪和義監督(54)は春季教育リーグの出場を経て1軍に再合流させる考えを明かしていた。それでも、田中は「まずは結果を出さないと再合流ともならないと思う」と語気を強める。「本当に、結果にこだわってやっていきたいです」。開幕戦での二遊間奪取を目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c2c188be19b025f0110c64170c2fa337a1ff690
中日の田中幹也内野手(23)が「2番・二塁」でフル出場を果たした。「2番・遊撃」だった昨年3月12日のオープン戦・DeNA戦(横浜)以来となる守備についてのフル出場だった一戦は2安打を放ち、守備でも華麗なプレーを披露した。
時折粉雪が舞うほど底冷えしたナゴヤ球場で、田中が躍動した。まずは打撃。2打席凡退で迎えた第3打席で、高めの球をたたいた打球は詰まりながらも三塁線を破り、快足を飛ばして二塁打とした。さらに、第4打席には追い込まれながらも直球を右前にしぶとくはじき返した。守備も8回に、バットが折れたことで不規則な回転となった小フライをショートバウンドで捕球。低い姿勢のままランニングスローで一塁に送球し、アウトを奪った。
「ノーバンで取ろうとした中で打球判断を誤ってしまいましたが、うまくカバーできました」。1試合”完走”の疲労感も約1年ぶり。「けが明けで初めてフルイニングで出られたのはよかったですし、良い緊張感の中でできました」。表情には充実感が漂っていた。
開幕二塁の座をつかみかけていた昨年3月、帰塁の際に右肩を脱臼。手術を受け、入団1年目ををリハビリに費やした。2年目の春季キャンプは2軍読谷組で鍛錬を積み先月28日に1軍練習へ合流。立浪和義監督(54)は春季教育リーグの出場を経て1軍に再合流させる考えを明かしていた。それでも、田中は「まずは結果を出さないと再合流ともならないと思う」と語気を強める。「本当に、結果にこだわってやっていきたいです」。開幕戦での二遊間奪取を目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c2c188be19b025f0110c64170c2fa337a1ff690