どら報

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松山晋也

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◇2日 中日秋季キャンプ(ナゴヤ球場)

 MLB公式球でも関係なく相手を制圧した。野球日本代表「侍ジャパン」に選出されている中日・松山晋也投手がシート打撃に登板し、打者3人をわずか10球でピシャリ。力のあるボールで1イニング相当を三者凡退に抑え、「滑る感じはありますし、ボールも少し動く。それでも気にしないように投げるということを意識して投げました」とセーブ王の貫禄を漂わせた。

 気合の声を上げながらマウンドに登場した背番号90。先頭の育成・福元を2球で追い込むと、最後は1ボール2ストライクから直球で空振り三振に仕留めた。続く山本にはバットを折らせて二ゴロ。最後は育成・日渡を1球で中飛に打ち取ってさすがの投球を披露した。

 MLB公式球は、NPB球と比べて滑りやすいと言われる。握った感触が一球一球で違うとも言われる。その影響もあってか想定しない微妙な変化も起こる。必要なのは鈍感力。「神経質になるとよくない。(ボールが動かないように修正するよりも)無視してやっていった方がいい」と松山流の解決策を見いだす。

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https://www.chunichi.co.jp/article/1158458

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◇1日 巨人5―2中日(東京ドーム)

 中日・松山晋也投手がセーブ王のタイトルを初めて獲得した。

 試合前時点で今季46セーブで巨人・マルティネスとリーグトップタイに並んでいた。この日はプロ初登板の中日・草加が1回に5失点して得点差が開いたまま終盤を迎え、両チームとも守護神が登場する展開とならずにレギュラーシーズン最終戦が終了。松山は自身初、マルティネスは2年連続3度目のセーブ王を獲得した。

 松山は2023年に八戸学院大から育成ドラフト1位で中日に入団。プロ1年目の同年6月に支配下選手登録されると、中継ぎとして防御率1・27で1勝1敗17ホールド。2年目の昨季は開幕から勝ちパターンに入り、59試合の登板で防御率1・33、2勝3敗41ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。

 今季は巨人に移籍したマルティネスに代わって守護神を任され、開幕から39度のセーブ機会で連続成功。一時は右肘の故障で1カ月以上離脱したが、圧倒的な投球を続けて史上最年少でシーズン40セーブに到達した。さらに中日・岩瀬(2005年)、阪神・藤川(07年)の持つセ・リーグ記録の46セーブに並んでいた。

 今季の最終成績は53試合に登板して防御率1・54、46セーブで確定した。

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https://www.chunichi.co.jp/article/1141829

【【祝】松山晋也、セーブ王のタイトル初獲得!巨人・マルティネスと46セーブで分け合う!!】の続きを読む

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◇23日 ヤクルト0―3中日(神宮)

 中日の松山晋也投手(25)は23日のヤクルト戦(神宮)で3点リードの9回を無失点に抑え、リーグトップの巨人・マルティネスに並ぶ44セーブ目を挙げた。残り試合は中日、巨人とも5試合ずつ。昨季まで同僚だったリーグ屈指の守護神が、最後の最後までタイトル争いにしのぎを削る。試合は中日が3―0で快勝。プロ初出場を果たした中日のドラフト3位ルーキー・森駿太内野手(18)がうれしい初安打を放った。

 勝利に酔う左翼席から起こる竜党の歓声が心地いい。松山が9回の1イニングを抑え、リーグトップに並ぶ44セーブ。ついに、巨人のマルティネスをとらえた。
 「抑えられてよかったです。ここが目標ではないので、さらに一つずつ積み重ねていけたらいいと思います」

 今季ラストの神宮。最多セーブを後押しする声援に背中を押され、マウンドへ向かう。先頭・岩田を空振り三振、代打・宮本を中飛にねじ伏せる。続く代打・太田からは157キロの速球で見逃し三振を奪う3人斬り。ヤクルト打線をグビッと飲み干した。

 持っている全ての運をマウンドで使いたい。専属トレーナーとは年俸のアップダウンに比例して決まる契約を結んでいる。「お互い真剣だからです。僕が提案しました。お互いプロの仕事をしたかったんです。でも、頑張って頑張って最後は運に左右されるところもある。運はなるべく野球にとっておきたい。不運はさっぱり忘れます」

 ストイック右腕は努力で何ともならない運を理解している。だから、心に若干の余裕をつくる。オンとオフをつくる一つが、趣味程度に始めた株式運用。直近では春のキャンプ地・沖縄に本社を置く老舗ビールメーカー「オリオンビール」の株式上場ニュースに注目。新規公開株式(IPO)の購入を申し込んだ。抽選は移動日だった22日の夕方だった。

 育成入団からの成り上がり右腕。勢いで当たると思っていた。結果は10口が全て外れ。「うわっ…、ダメだったかと。でもいいんです。こんなところで運を使っている場合じゃないんです。神様には野球に全ての運を使うようにお願いしてますから」とニッコリ笑った。

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https://www.chunichi.co.jp/article/1137726

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