◇20日 中日3―0ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)
中日の祖父江大輔(38)、岡田俊哉(33)両投手が20日、本拠地・バンテリンドームナゴヤでのヤクルト戦で現役最後の登板に臨んだ。岡田は先発で村上から見逃し三振、祖父江は8回に3番手で中村悠に中前打を許し、ともに打者1人で交代した。長くドラゴンズの救援陣を支えた2人は試合後に引退セレモニーに臨み、万雷の拍手を浴びながら祖父江が12年、岡田が16年の現役生活を終えた。試合は中日が3―0で勝ち、岡田の後を受けて登板した高橋宏斗投手(23)が6イニング2/3を3安打無失点、9奪三振の力投で7勝目を挙げた。
笑いがあふれる異色のセレモニーだった。12年のプロ野球生活を締めくくる祖父江の引退スピーチ。「あしたから仲間と野球ができないと思うとすごく悲しいけど、眼光ビームを卒業できると思うとホッとしています」。そう話しながら代名詞の鋭い目つきを披露し、竜党から歓声を浴びた。
引退登板では3―0の8回の頭から登板。スタンドが「33」の白色のボードで染まる中、3球目に投じたスライダーを中村悠に中前へ運ばれた。「きょうは三振を取るぞと意気込んでたんですけど、まさかのセンター前。井上監督から『おまえらしいな』と言われました。自分らしさが分かりません!」とスタンドの笑いを誘った。
最後の胴上げでは先に岡田が宙を舞い、その後に祖父江の番…かと思いきや、輪がほどけるとベンチの方へ引き揚げる選手たち。あわてて祖父江はツッコミを入れながら呼び止め、マウンド付近で大の字になって寝転がる“セルフ胴上げ”で三たびドームを盛り上げた。

https://www.chunichi.co.jp/article/1136332
中日の祖父江大輔(38)、岡田俊哉(33)両投手が20日、本拠地・バンテリンドームナゴヤでのヤクルト戦で現役最後の登板に臨んだ。岡田は先発で村上から見逃し三振、祖父江は8回に3番手で中村悠に中前打を許し、ともに打者1人で交代した。長くドラゴンズの救援陣を支えた2人は試合後に引退セレモニーに臨み、万雷の拍手を浴びながら祖父江が12年、岡田が16年の現役生活を終えた。試合は中日が3―0で勝ち、岡田の後を受けて登板した高橋宏斗投手(23)が6イニング2/3を3安打無失点、9奪三振の力投で7勝目を挙げた。
笑いがあふれる異色のセレモニーだった。12年のプロ野球生活を締めくくる祖父江の引退スピーチ。「あしたから仲間と野球ができないと思うとすごく悲しいけど、眼光ビームを卒業できると思うとホッとしています」。そう話しながら代名詞の鋭い目つきを披露し、竜党から歓声を浴びた。
引退登板では3―0の8回の頭から登板。スタンドが「33」の白色のボードで染まる中、3球目に投じたスライダーを中村悠に中前へ運ばれた。「きょうは三振を取るぞと意気込んでたんですけど、まさかのセンター前。井上監督から『おまえらしいな』と言われました。自分らしさが分かりません!」とスタンドの笑いを誘った。
最後の胴上げでは先に岡田が宙を舞い、その後に祖父江の番…かと思いきや、輪がほどけるとベンチの方へ引き揚げる選手たち。あわてて祖父江はツッコミを入れながら呼び止め、マウンド付近で大の字になって寝転がる“セルフ胴上げ”で三たびドームを盛り上げた。

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【祖父江大輔、ドラゴンズ愛あふれる異色の引退セレモニー!胴上げスルーされ寝そべる!】の続きを読む



