中日のウンベルト・メヒア投手（２８）が９日、日本ハムとのオープン戦（エスコンフィールド北海道）に先発し５イニング無安打と好投した。４回に四球絡みで１点を失ったが、井上一樹監督（５３）は開幕ローテーション入りについて「ほぼほぼ確定」と表現した。
　今年のメヒアはひと味も、ふた味も違う。実戦４試合目となった先発のマウンドでも安定感抜群のピッチングをみせた。１５０キロに達する直球にカットとシュートが効果的に決まった。
　「ブルペンからカットボールが良かった。シュートもですね。真っすぐに左右の揺さぶりを加えることを意識しました」。立ち上がりから３回までパーフェクトピッチング。そして４回だった。先頭の五十幡に四球を与えると、続く吉田の打席でカウント１―１から外したにもかかわらず盗塁を許してしまう。吉田は二ゴロで１死三塁に。マルティネスにはシュートでバットを折ったが、その分詰まった二ゴロに。先制点を許してしまった。５回も先頭を四球で出したが、ホームを許さず。終わってみれば５イニング、被安打０、１失点という”ノーヒット、ワンラン”という結果になった。



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