中日の近藤廉投手が8日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、今季年俸510万円から、390万円増の900万円でサインした。

　育成選手として迎えた今季は開幕から2軍で好成績を残し、支配下契約を勝ち取った。8月に1軍に再昇格して以降はブルペンに定着。入団5年目で自己最多の16試合に登板し、防御率2・20をマーク。「プロに入って一番投げた年。そこは良かったです。目標の1軍で投げ続ける目標は達成できなかった」と振り返った。

　来季の目標は「1年間1軍で投げ続けるのが目標。40～50試合は投げたい」と設定。オフはナゴヤ球場で自主トレする予定で、「ツーシームとスプリットの精度が低いので、精度を上げれば的を絞りにくくなる」と直球、スライダーに次ぐ球種の精度向上をテーマに挙げた。（金額は推定）



https://www.chunichi.co.jp/article/1161268